はじめに

「Macbook M1のホストマシンからUTMでインストールした仮想マシンWindows10にファイルのコピー、ペストが上手くできない。」
「UTMで仮想マシンからホストマシンのディレクトリにアクセスしたいけど、上手くできない」
このようなことに困っている方におすすめする内容です。ぜひご覧ください!
UTMでWindows10をインストールしたい方は以下の記事を見てください!
UTMでKaliLinuxをインストールしたい方は以下の記事を見てください!
UTMでUbuntu20.04をインストールしたい方は以下の記事を見てください!
事前準備
UTMにインストールした仮想マシンWindows10にファイルのコピー、ペスト、ディレクトリのシェアするなどを行うため、仮想マシンにSPICE Guest Tools and QEMU Drivers (Windows)をインストールする必要があります。
SPICE Guest Tools and QEMU Drivers (Windows)は以下のリンクからダウンロードしてください。
SPICE Guest Tools and QEMU Drivers (Windows)
UTMにインストールしたWindows10にSPICE Guest Tools and QEMU Drivers (Windows)をインストールする方法

インストールしたWindows10をクリックして「Browse」を選択してください。

ダウンロードしたSPICE Guest Tools and QEMU Drivers (Windows)を選択してください。
完了したら、仮想マシンWindows10を起動させて、エクスプローラーを開いてください。

そうすると、赤い枠のように「CD Drive (D:) QEMU」があリます。これをクリックしてください。

開いたフォルダ内に「spice-guest-tools-xxx」という実行形式のファイルが存在するので、これをクリックして実行してください。

Nextをクリックして、。。。

Finishiをクリックしたらインストールが終わります。ここで一旦仮想マシンWindows10の稼働をストップさせてください。

メイン画面から仮想マシンWindows10を選択して、上の画像の赤い枠のボタンをクリックしてください。

設定編集画面から「Sharing」タブをクリックして、赤い枠の「Enable Clipboard Sharing」オプションと「Enable Directory Sharing」オプションのチェックを入れて、保存してください。これによりクリップボードの共有許可がされて、ホストマシンからゲストの仮想マシンWindows10にファイルのコピーペストなどが可能ようになります。そして、ホストマシンの指定したディレクトリを仮想マシンからアクセスできるようになります。

仮想マシンにアクセス許可するディレクトリを上の画像の赤枠の「Shared Directory」から選択してください。
再び仮想マシンWindows10を起動すると、設定が有効になります。
お疲れ様でした!
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